二人で行うタントリックヒーリング
― エネルギーが溶け合うプロセス
二人で行うタントリックヒーリングは、
何か特別なことを「する」行為ではありません。
それは、二人が同じ場に在ることを許すプロセスです。
多くの関係性では、
無意識のうちに次のようなことが起こっています。
- 良く見せようとする
- 期待に応えようとする
- 相手を変えようとする
これらはすべて、
エネルギーの交流を遮断します。
触れなくても起こるヒーリング
タントリックヒーリングでは、
必ずしも触れる必要はありません。
むしろ、
触れない方が深まることもあります。
- 視線を合わせる
- 同じ空間で静かに座る
- 互いの呼吸を感じる
これだけで、
神経系は少しずつ同調し始めます。
同調と共鳴の違い
同調とは、
相手に合わせることではありません。
自分を失って合わせると、
エネルギーは歪みます。
共鳴とは、
- 自分は自分に戻り
- 相手も相手に戻り
- その状態が同時に存在する
ことです。
このとき、
エネルギーは自然に溶け合います。
呼吸が作る「共通の場」
二人の呼吸が、
自然に近づいていくとき、
そこに「場」が生まれます。
合わせようとしなくて構いません。
それぞれが自分の呼吸を感じているだけで、
自然にリズムは近づきます。
この共通の場が、
エネルギーの交流を可能にします。
期待を手放したときに起こること
「何かが起きてほしい」
という期待は、
神経系を緊張させます。
逆に、
- 何も起きなくてもいい
- 深まらなくてもいい
と許可した瞬間、
エネルギーは静かに開き始めます。
第8章 まとめ
- 二人で行うタントリックヒーリングは「在り方」である
- 触れなくてもエネルギーは交流する
- 共鳴は自己喪失ではない
- 呼吸が場を作る
- 期待を手放すと統合が始まる