第8章 二人で行うタントリックヒーリング

二人で行うタントリックヒーリング

― エネルギーが溶け合うプロセス

二人で行うタントリックヒーリングは、
何か特別なことを「する」行為ではありません。
それは、二人が同じ場に在ることを許すプロセスです。

多くの関係性では、
無意識のうちに次のようなことが起こっています。

  • 良く見せようとする
  • 期待に応えようとする
  • 相手を変えようとする

これらはすべて、
エネルギーの交流を遮断します。


触れなくても起こるヒーリング

タントリックヒーリングでは、
必ずしも触れる必要はありません。

むしろ、
触れない方が深まることもあります。

  • 視線を合わせる
  • 同じ空間で静かに座る
  • 互いの呼吸を感じる

これだけで、
神経系は少しずつ同調し始めます。


同調と共鳴の違い

同調とは、
相手に合わせることではありません。

自分を失って合わせると、
エネルギーは歪みます。

共鳴とは、

  • 自分は自分に戻り
  • 相手も相手に戻り
  • その状態が同時に存在する

ことです。

このとき、
エネルギーは自然に溶け合います。


呼吸が作る「共通の場」

二人の呼吸が、
自然に近づいていくとき、
そこに「場」が生まれます。

合わせようとしなくて構いません。
それぞれが自分の呼吸を感じているだけで、
自然にリズムは近づきます。

この共通の場が、
エネルギーの交流を可能にします。


期待を手放したときに起こること

「何かが起きてほしい」
という期待は、
神経系を緊張させます。

逆に、

  • 何も起きなくてもいい
  • 深まらなくてもいい

と許可した瞬間、
エネルギーは静かに開き始めます。


第8章 まとめ

  • 二人で行うタントリックヒーリングは「在り方」である
  • 触れなくてもエネルギーは交流する
  • 共鳴は自己喪失ではない
  • 呼吸が場を作る
  • 期待を手放すと統合が始まる

第9章 陰陽統合とは何か